総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

え?れ、蓮さんのパーカー……?

か、借りてしまってもいいのかなっ……。



「ほら、ばんざいしろ」



急いでいる口調に、言われた通り手を上げた。

な、なんだか子供みたいっ……。

蓮さんは制服の上から、私にパーカーを着せてくれた。

ぶ、ぶかぶかっ……。



「フードで隠せるか?」



全部がふたまわり以上大きくて、フードを被ったら完全に顔が隠れた。

というか、この服、蓮さんの匂いがする……っ。

恥ずかしくて、赤くなっているだろう顔を隠すようにフードを深くかぶる。



「ん、これならいけるな」



私を見て、満足げにそう言った蓮さん。



「もう空も薄暗いから、早々バレないだろ」