「それはいいな。俺も参加しよう」

「俺もさせてもらおうか」



滝先輩と舜先輩が、南くんの提案に賛同するように頷いた。



「由姫と僕だけです~!」

「てめーみたいな何やらかすかわかんねーやつとふたりにするわけねーだろ」

「人聞き悪いな!何にもしないよ!!」



なんだか蓮さんと南くん、今日はずっと言い合ってるようなっ……。

でも、本気で喧嘩をしているようには見えないし、喧嘩するほど仲がいいってことかな……ふふっ。



「てめーは存在自体があぶねーっつってんだよ」

「はぁあ!?独占欲丸出しのソクバッキー予備軍に言われたくないんですけど!?」

「あ”?お前、いい加減その口利けなくしてやろうか?」



あ、あれ……?

ほ、本格的に不穏な空気になってきた気がっ……。