総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

いつもの、感情の読めない笑顔を浮かべている海くんにお礼を言う。

どうしよう……さっき4人に囲まれた時よりも、危機感を感じる……。

海くんとふたりきりになるのは避けてたのに……早く、更衣室に戻ろうっ……。

そう思ったけれど、海くんがやすやすと逃してくれるはずがなかった。



「由姫、頼むから教えてくれない?」



告げられた言葉に、驚きはしない。

海くんが私に何か聞きたがっているのは……ずっとわかっていたから。



「サラについて……何か知ってるでしょ?」

「……」



どうするべきか……。

なんて言って、ごまかそう……。



「何のこと?」



とりあえずそう返せば、海くんは笑顔を崩さず、口を開いた。



「俺たち、友達だよね?」



……あ。