総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「でもじゃねーよ。俺らがいない間見計らってしょうもねーことしてんじゃねーぞ」



ふたりはどしどしと彼らのほうに歩み寄り、髪を鷲掴んだ。



「ちょっと来い」



引きずるように、それぞれふたりずつの頭を掴んでいる華生くんと弥生くん。



「ごめんね由姫、俺たちがちゃんと説教しておくから」

「説教したら教室戻るから!」



え、ええっ……。



「せ、説教なんて……!」



い、行っちゃった……。

私が言い切るよりも先に、彼らを連れて消えていったふたり。

とりあえず、取り調べを受けずに済んでほっと胸を撫で下ろす。



「災難だったね」



あっ……まだ、安心するのは早かった……。



「えっと……助けてくれて、ありがとう」