総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜



「ちっ……べ、別に、話すだけだろ!」

「危害を加えるつもりはねーよ!!」



海くんに怯えているのか、はたまた海くんが出した総長という言葉に怯えているのか、彼らは顔を青くしている。



「話すのもダメ。うちの総長、嫉妬深いからさ」



背中に隠れているため表情は見えないけれど、海くんがにっこりと微笑んでいる気がした。



「……おい、何やってんの?」



今度は別の声が背後から聞こえて、振り返る。

あっ……。



「や、弥生さん……!」



弥生くんと、華生くんっ……。

眉間にシワを寄せ、彼らを睨みつけているふたり。

彼らも、ふたりの姿に一層顔を青くしている。



「この子は俺らが調べたっつっただろ?」

「で、でも、2年の女子は一応俺らの担当で……」