総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

鳴り響いた、スマホのシャッター音。

振り返ると、そこにいたのは……。



「証拠、押さえちゃった」



不敵な笑みを浮かべる、海くんだった。

あれ……海くんのグループはもう、体育の授業終わってたのかなっ……。

海くんが現れたのが想定外だったのか、彼らが苦虫を噛み潰したような表情をした。



「新堂……っ」



少しずつ、私たちのほうに歩み寄ってくる海くん。



「この子が俺たちの総長のお気に入りって知らない?……それとも、知っていながら宣戦布告?」



海くんが目の前まで来て、彼らが一歩後ずさった。

その隙に、海くんは自分の背中に隠すように、私の腕を引いて誘導してくれる。

助かった……。

最近海くんには警戒してばかりだったけど……こうして助けてもらうの、2回目だ。



*次回の更新は6月24日(水)13:00〜*