総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「目を離せばすぐこれだ……油断も隙もねーな……」

「もー!蓮くんのせいで全然由姫と過ごせない!!」

「お前は由姫に近づくな」



何やらバチバチと火花を散らしているふたりに、苦笑いが溢れる。



「そんなこと言われる筋合いありませーん!」

「黙れ」

「い、いたっ、いたたたたっ……!!ちょっと!暴力反対!!」



今日はなんだか、いつもより賑やかだ……。

南くんと蓮さんが言い合いをしている横で、滝先輩が私の手を握った。



「騒がしふたりは放っておいて、スイーツでも食べよう」



スイーツ……!

こくこくと頷くと、隣にいた舜先輩も私の手を握った。



「そうだな」

「……舜は甘いものは食べられないだろ?」

「コーヒーを飲む。お茶の時間にしよう」



——ゴツッ!