総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

《……由姫?今どこだ?帰ってこないから心配した》



蓮さんっ……。

さっきまで頭の中が混乱していて、どうしていいかわからなかったのに……蓮さんの声を聞いて、少し心が落ち着いた。

ふぅ……と深呼吸をして、返事をする。



「あ、あの、ちょっといろいろあって……蓮さんにお願いしたいことがっ……」



私ひとりではここから動くことは不可能だと思い、蓮さんに助けを求めることにした。



《……お願い?何かあったのか?大丈夫か?》



電話越しに聞こえてきた、少し早口な声。

心配してくれているのが伝わってきて、こんな時なのにキュンっと胸が高鳴ってしまう。



「じ、実は、話すと長くなるんですが……」



本当に長くなりそうだから、とにかく結論だけを伝えた。