総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「由姫、疲れた顔してどうした?」

「え?い、いえ、何も……!」



蓮さんに言うほどのことでもないと思い、笑って返事をした。














「お疲れ様です」



生徒会について、扉を開けた時、蓮さんのスマホが鳴った。

画面を見て、舌打ちをした蓮さん。

誰からなんだろう……?

スマホを耳に当てながら話している蓮さんを、じっと見つめる。



「あ?……ちっ、またかよ」



鬱陶しそうにしながら、電話を切った蓮さん。



「悪い由姫、親父んとこ行ってくる」



あ、お父さんからだったんだ……。

「はい」と返事をすると、そのまま引き返していった蓮さん。



「また雑用の呼び出しか。忙しいな」



舜先輩が、蓮さんを見ながら憐れむように言った。