総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

嘘をつくのが上手な拓ちゃんは、一ミリも動揺を見せずにごまかした。



「そ……」



海くんもようやく話を中断してくれて、ほっとする。

ああもう、早く噂が収束してほしい……。

そう、切実に願った。











放課後になると蓮さんが迎えに来てくれて、一緒に生徒会室へ向かう。

はぁ……疲れた……。

主に海くんの何か言いたげな視線に……。

知らない人たちがサラの話をしているのを耳に入れるのは慣れたけど、ずっと一緒にいる友達となると話は別だ。

もしバレたとしても、海くんが誰かに言いふらすようなことはないだろうけど……。

……サラにすごく幻想を抱いているみたいだから、正直海くんには絶対にバレたくない……。

こんなやつだったのかってガッカリされて、詐欺罪で訴えられそうっ……。