総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜



「おはよ」



解けた私の緊張の糸をまたピンと張り詰めさせたのは、海くんの声だった。

今日も……いつもより来るのが遅かったな。



「お、おはよう」

「昨日は蓮さんが迎えにきたからびっくりした」

「あはは……」



本心の読めない海くんの笑顔は、やっぱり少し怖い。

海くんって……どこまでわかっているのかな。

多分、私とサラに接点があることくらいは、もう嗅ぎつけていそう。

だって、私を見る海くんの目は、事情聴取をする刑事さんみたい。




「蓮さん、今日も迎えに来るの?」

「う、うん、これからは来てくれるみたいで……」

「すごいね。あの蓮さんをここまでさせんのは由姫だけだよ」



にっこりと、効果音がつきそうな笑顔。

うう、怖い……。