《わ、わかった……! 明日の朝行く。絶対だよ、サラ……!》 「……うん、約束」 これで、止まってくれますように……。 わがままかもしれないけど、春ちゃんが不幸になるのは……絶対に嫌だ。 通話を切って、ふぅ……と息を吐く。あとは、祈ろう。 私は春ちゃんを信じて、生徒会室に戻った。