総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜



映し出されたのはまた、『春ちゃん』の文字。

友達……ってわけじゃ、なさそうだな。

ただの友達が、こんなストーカーみたいに電話をかけてくるはずがない。


——嫌な予感がした。


ダメだとわかっているが、そっとスマホを取り電話を受ける。

スマホ越しに聞こえたのは——男の声だった、



《っ、もしもし?やっと出てくれた……》



すぐに察する。こいつ……浮気男か。

スマホを握る手に力が入り、慌てて緩めた。

由姫のスマホを壊すわけにはいかない。



《あの、急に別れるって、せめて理由を教えてほしい》



無言を貫いているのに、勝手にベラベラと話す男。

俺はそいつの言葉に驚いた。





*次回の更新3月31日(火)13:00〜*