舜先輩も同意するように頷いてくれて、うれしい反面、溢れる罪悪感は止まらなかった。
「もし……私が悪い人だったら、どうしますか?」
気づけば、そんな質問が口から出ていた。
言ってから、後悔する。自分からバラすような真似……何やってるんだろう私。
でも……いっそバレたほうが、心は軽くなるかもしれない。
これ以上、蓮さんのいなくなった生徒会にはいられない……。
今朝の、冷たい瞳をした蓮さんを思い出した。
あの様子じゃきっと、もう軽蔑されて、話す機会すらもらえないだろう。完全に見放された。
そんな私が……ここにいる資格はない。
舜先輩と滝先輩は、不思議そうに私のことを見ている。
ひとりだけ事情を知っている南くんは、一瞬動揺を見せたものの、すぐにいつもの笑顔を浮かべた。
「もし……私が悪い人だったら、どうしますか?」
気づけば、そんな質問が口から出ていた。
言ってから、後悔する。自分からバラすような真似……何やってるんだろう私。
でも……いっそバレたほうが、心は軽くなるかもしれない。
これ以上、蓮さんのいなくなった生徒会にはいられない……。
今朝の、冷たい瞳をした蓮さんを思い出した。
あの様子じゃきっと、もう軽蔑されて、話す機会すらもらえないだろう。完全に見放された。
そんな私が……ここにいる資格はない。
舜先輩と滝先輩は、不思議そうに私のことを見ている。
ひとりだけ事情を知っている南くんは、一瞬動揺を見せたものの、すぐにいつもの笑顔を浮かべた。

