総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜

 言いにくそうに話す舜先輩に、私のほうが申し訳ない気持ちになった。



「そう、ですか……」



 やっぱり、蓮さんが来ないのは100%私が原因なんだ。

 私に……会いたくないから。



「え、何?蓮くん最近きてないの?」



 最近の事情を知らない南くんが、驚いたように目を見開いた。



「ああ。本当に自分勝手な総長だな」



 舜先輩が呆れた様子でため息を吐いているけど、違うと言いたい。

 蓮さんは本当に……なんにも悪くないんだ。



「蓮がいなくて寂しいか?」



 えっ……。

 図星をついてきた滝先輩に、素直に頷いた。



「はい……」



 やっぱり……私は、ここにいないほうがいいんじゃないかな……。

 そんな気になって、思わず視線を下げた。



「そんな悲しそうな顔しないで~! 僕がいるでしょ?」

「わっ……!」