「僕もだよぉ〜!もう、僕の両親人使い荒いから、帰してもらえなかったんだ〜!やっと由姫に会えたぁ〜!」
元気な南くんがいることで、生徒会室の空気も明るくなった気がした。
本当はもうひとり、ここにいてほしい人がいないけれど。
「おい、離してやれ南。蓮がいたら殺されてるぞ」
南くんに向かって、少し不機嫌そうに滝先輩がそんなことを言っている。
「え?なんで滝くんが怒ってるの?」
「……そんなつもりはないが……」
「滝の言う通りだぞ、離してやれ南。女子生徒に気安く抱きつくものじゃない」
「しゅ、舜くんまでどうしたの……?ていうか、そういえば蓮くんはどうして来てないんだろう?教室にはいたのに!」
……っ。
学校には、来ているんだ……。って、そうだよね。今朝会ったもん。
「声はかけたが……今日も理事長の手伝いがあるとやらで……」
元気な南くんがいることで、生徒会室の空気も明るくなった気がした。
本当はもうひとり、ここにいてほしい人がいないけれど。
「おい、離してやれ南。蓮がいたら殺されてるぞ」
南くんに向かって、少し不機嫌そうに滝先輩がそんなことを言っている。
「え?なんで滝くんが怒ってるの?」
「……そんなつもりはないが……」
「滝の言う通りだぞ、離してやれ南。女子生徒に気安く抱きつくものじゃない」
「しゅ、舜くんまでどうしたの……?ていうか、そういえば蓮くんはどうして来てないんだろう?教室にはいたのに!」
……っ。
学校には、来ているんだ……。って、そうだよね。今朝会ったもん。
「声はかけたが……今日も理事長の手伝いがあるとやらで……」

