総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜

「先生は東さんの意見を聞かず、勝手に決めつけたようですが……。それに、一体どうしてあの場にいたんでしょうか?もしかして先生も、彼らに加担していた……なんてことはありませんよね?」



 多分、こいつがやつらとグルだったということはないだろう。

 けどまあ……それは由姫もわかっているはずで、つまり……この教師を黙らせるために、わざわざそんな疑いをかけたに違いない。

 由姫のおかげで、俺に対しての疑いが、全て楠木へ向いた。



「なっ……そ、そんなわけがないだろう!!」



 楠木は顔を真っ青にして、あたふたしている。

 いつも迷惑をかけられている男の慌てた姿は非常に愉快で、笑いそうになった。

 由姫は止まることなく、楠木への言及を続けた。



「以前から生徒会の仕事に意見なされることが多かったみたいですが……随分生徒会が気に入らないように伺えます」