総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜

 ガシャンだのドカンだの、誰かが攻撃しているのかと思う音。

 まあ、入口は鍵がかけられまくっているし、開くわけ……。


 ——ガシャンッ!!



 ……は?

 開かないと思われていた扉が、思いの外あっさりと開いた。

 俺は全身の痛みをこらえながら、ゆっくりと扉のほうへ視線を向ける。

 そこにいたのは——目を疑うような、綺麗すぎる女だった。



『......私の仲間たち、返して』

『......っ! 来るなって言っただろ!!』



 fatalの、仲間……?



『あ? お前……サラ……?』



 サラ……?

 その後、俺の意識は少しの間飛んでいた。

 意識が戻った時……真っ先に俺の視界に映ったのは——心配そうに俺を見つめる、綺麗なその子だった。



『大丈夫?』



 俺……助かったのか。



『キミたちのおかげだよっ。頑張ってくれてありがとう!』