総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜





 出てきたのは、メガネの地味女だった。


 こいつ、なんで生徒会室に……。

 俺を見るなり、驚いている地味女。



「どうしてお前がここにいる?」

「えっと……」



 返事に困った様子で、視線を泳がせる女に昨日の冬夜の言葉を思い出した。



「……そういえば西園寺の女だったか……」



 気に入ってるとかなんとか言ってたな。



「ち、違います……!」



 ……違うのか?


 慌てた様子で否定した女。まあ、どうでもいいけど、



「nobleの奴らは?」

「今、みんな出払っていて……」

「すぐ戻ってくるのか?」

「は、はい……」

「じゃあ中で待つ」

「えっ……!?」



 風紀の教室から相当歩いたし、また来んのは面倒だ。