「うんっ」
ありがとう、南くん。
私の返事を聞いた南くんは、いつもの笑顔に戻った。
「そーれと、ここからが本題です!」
え? ここから?
い、今までのは本題じゃなかったの……!?
いったいなんだろうと、南くんの次の言葉を待つ。
「昨日、蓮くんの家にお泊まりしたの?」
あっ……そ、そのことか。
そういえばさっき生徒会でも、南くん食いついてたなぁ。
「う、うん」
変に嘘をつくのもどうかと思い、首を縦に振った。
「どうして……!?」
私の返事に目を大きく見開き、ショックを受けている様子の南くん。
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