総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜



生徒会のことを報告しなきゃいけないし、早く会いに行かないと。

そう思った時、私はあることを思い出した。



「あっ、そうだ!昨日、舜先輩がfatalは風紀委員だって言ってたよね?」

「……うん、そうだよ」



少しだけ、声のトーンが低くなった南くん。

不思議に思ったけど、笑顔はいつも通りなので気にしないことにした。



「だったら、風紀委員の活動場所とかにいけば会えるかな?」

「うん、そうだね」

「でも……地図にはそんな教室、なかった気がする……」

「風紀委員室っていう名前の教室はないんだ。第3実習室が、実質風紀の教室として使われてる」



その言葉に、思い当たる節があった。



「あっ、わかった、東棟の……!」



校内探索をした時、地図に書いてあったのを思い出す。



「さすがの記憶力だね。当たりだよ」



そっか……じゃあ、あそこに行けばfatalのみんなに会えるんだっ……!