総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜





「nobleの人たちって、優しいよね……」



今日、改めて思った。

舜先輩や滝先輩、蓮先輩はもちろん……生徒会にいる人も、普通に接してくれるし、挨拶してくれる。

教室ではあまりいい目を向けられないから、不思議だった。

嬉しいしありがたいけど、それ以上に……申し訳ない気持ちがあった。



「nobleのみんなが優しい?そうかな?」

「うん。だから……騙しているみたいで、心が痛い……」



私がfatal側の人間だってバレたら……みんな、どう思うんだろう。

隠して仲よくさせてもらっているなんて……騙しているも同然だ。



「そんなの気にする必要ないのに!」



南くんが、優しい言葉をかけてくれる。

それさえも、なんだか今は申し訳なく感じた。



「でも……舜先輩がサラを探しているって聞いたの。それを知ってて隠しているのが、すごく……」



騙している気がして……。