総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜



まだ他の役員さんが周りにいるのにっ……!

目線で訴えると、南くんもごめんと言っているように見える。
わ、私も生徒会に入ったからには、今まで以上にバレないように気をつけないとっ……。



「もう用事も終わったから、帰ろうかな」

「じゃあ、一緒に帰ろうっ」



南くんの言葉に頷いて、一緒に生徒会室を出た。



「そういえば、手続きのミスで生徒会寮に入った女子生徒って……由姫だよね?」



あ、そっか……南くんは私のこと、知ってるんだ。



『もうひとり、南という役員にも伝えてある。知っているのは由姫含めて5人だ』



舜先輩の言葉を思い出して、納得した。

てことは、隠す必要もないし、寮まで一緒に帰れる。

ふたりで並んで歩いていると、視線を感じた。



「きゃー!!あれ、南先輩じゃない!?」

「いつ見てもかわいいっ……!」



やっぱり、南くんも人気なんだっ……。