総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜






ふたりはHRが始まる5分前になっても現れなくて、さすがに心配になってきた。

大丈夫かな……。

そう思った時、教室の後ろの扉がゆっくりと開く。


あっ……!



「「由姫……おはよう……」」



……あれ?

弥生くんと華生くん……なんだかげっそりしてるような……。

おぼつかない足取りでこっちへ来て、どすんっと席に着いたふたり。

ど、どうしたんだろうっ……まさか、風邪?



「ふたりとも、大丈夫?」



心配で顔を覗き込んだ私を見ながら、ふたりは不満をこぼすように口を開いた。



「朝からfatalの集まりがあって……」

「最近fatal雰囲気最悪だから、なんかすごい疲れた……」



fatalの集まり……?