『ひ、久しぶり……!』
『ふふっ、みんな久しぶりって言うけど、5日ぶりだよ?』
『そっか……サラに会えないと、月日が長く、感じるっていうか……』
なぜか顔を赤らめながら、視線を逸らしたふゆくん。
ふゆくんはシャイだから、いつも私と話す時はどこか違う方向を見てる。
というか、女の子が苦手らしい。
私は大丈夫と言ってくれたけど、頑なに目を合わせてくれないから、きっと女子と話す時に顔を見れないんだと思う。
この前、頑張って目を合わせようとしてみたけど、『ほ、ほんとに無理だからっ……!』と真っ赤っかな顔で拒否され諦めた。
『冬夜は新入りなんだから仕事しておいでよ!ほら、とっとと見回り行ってこ~い!』
ふゆくんと話していると、少しご機嫌斜めそうななっちゃんがそう言った。
『うん』
『見回り行くの?私も久しぶりに行こうかな!』
ふゆくんひとりじゃ寂しいだろうし、それに……biteが消滅して2ヶ月、治安はよくなっているけど、まだまだ心配だから。

