総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜






遠慮がちに聞いてくる南くんに、ちゃんと話そうと思ったけど……。



「あの、話したら長くなりそうで……」



生徒会室に行かなきゃいけないから、これ以上南くんを引き止めることはできない。



「じゃあ、生徒会が終わったら僕の部屋で話そうよ」

そう言ってくれた南くんに、私はこくりと頷いた。







その日の生徒会が終わって、一旦荷物を置きに自分の家に帰った。

南くんが、「みんなにはふたりで話すのは内緒だから」と気を使ってくれたから。

fatalのことなんて、南くんにしか話せないから、そうしてくれたんだと思う。

少し時間をおいてから、南くんの部屋へ行かせてもらった。

インターホンを押すと、すぐにドアを開けてくれた南くん。



「どうぞ入って!」

「おじゃまします」



南くんの家は、意外……という言い方は失礼だけど、直感的に「男の人の部屋だな」という感想が出てくるような部屋だった。