総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜











私の歩幅に合わせてか、ゆっくりと歩いてくれる南くん。



「南くん、ごめんね……!助けてくれてありがとう」



人気が少なくなったのを確認し、お礼と謝罪をした。



「ううん、気にしないで!それより……いったいどうしたの?助け求めてるみたいだったからとっさにあんなこと言っちゃったけど……風紀の教室行った時に、何かあった?」



……っ。

そうだ、南くんに居場所を教えてもらったのに……何があったのか、話していなかった。



「みんなに、サラだって言ったんだよね?」



さっきの光景を見て、何かあったことを察したのか、南くんはためらいがちにそう聞いてくる。

私はあまり心配をかけないようにと、少し無理に笑顔を作った。



「……ううん、言えなかったの」

「……そうなの?fatalのやつらと、何かあった……?」