総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜



「は、はい……」



それにしても、すぐに笑顔で嘘を言える南くん、ちょっと恐ろしいっ……。

天使のような笑顔の裏には、何か潜んでいるのかもしれない。



「待たせてすまなかったな」



お詫びを言われ、慌てて首を横に振る。

私が突然押しかけただけだから、むしろ謝るのはこっちだ。



「そこへ座ってくれ。飲み物を入れよう。ココアかコーヒーか、紅茶か、どれがいい?」



舜先輩がくれた三択。お言葉に甘えてココアを選んで、テーブルの前に座る。

その時、再び生徒会室の扉が開いた。



「由姫、待たせてすまない」



あっ、滝先輩も戻ってきた。



「滝はココアでいいか?」

「ああ、頼む」



昨日から思っていたけど、滝先輩は甘党なのかな……?