総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜



「ふふっ、ありがとうふたりとも」



そう言ってくれるだけで、とっても嬉しいよ。

初めは仲良くなれるか不安だったけど、ふたりと友達になれてよかった。

……それにしても、やっぱりちょっと苦しいっ……。

ぎゅぎゅっと両端から抱きしめられていて、身動きが取れない。

どうしよう……と思った時、教室の扉が勢いよく開いた。



「おい!!このサル双子……由姫から離れやがれ!!」



た、拓ちゃん……!?

鬼の形相をした拓ちゃんが教室に入ってきて、私たちのもとに飛んできた。

すぐに弥生くんと華生くんを掴んで、私から離した拓ちゃん。



「おまっ……なんでいるんだよ!!」

「由姫にGPSでもつけてるだろ!!」

「つけてねーよ!!俺がいないと思ったら変なとこ連れ込んでこそこそしやがって……今日という今日は許さねーからな……由姫の前に立てねーような顔にしてやるよ!!」



拓ちゃんは「ふたり揃って顔面改造してやる」と言いふたりの顔を掴んでいる。