総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜



来てくれたことも知らなかった。

もしかしたら、蓮さんが気を使って断ってくれたのかもしれない。


「由姫、大丈夫だったか?」



自分の机で仕事をしていた舜先輩も、こっちへ歩み寄ってきてくれた。



「治ってよかった。心配したぞ」



滝先輩も、いつもの無表情のままだけど、心配してくれたのが伝わってくる。



「ご心配おかけしました……!もう平気です!」



笑顔でそう言って、皆さんに頭を下げた。



「遅れた分、しっかり働きますので!」

「無理は禁物だ。今週はそれほど仕事が溜まっていなかったから、気にしなくていい」

「ありがとうございます」



忙しい時期ではなかったようで、少しだけほっとする。