これは、まさか……生徒会に入ったからっ……?
舜先輩が伝えておくとか言ってた気がするけど……こ、これは流石に……。
多分挨拶をしてくれているのは、nobleの人たちだと思う。
今日はひとりになる機会が少なかったから気づかなかったけど、別に偉い人でもない私に挨拶なんていらないのにっ……。
私は気を使わせないように、できるだけ気配を消して生徒会室に向かった。
「由姫!!」
生徒会室に入るとすぐに南くんが駆け寄ってきて、心配そうに顔を覗き込んでくる。
「風邪大丈夫だった?蓮くんの家にいたんでしょう?」
あれ、どうして知ってるんだろう?
「僕お見舞いに行ったのに、入れてくれなかったんだよ……!」
ぷくっと頰を膨らませながら、そう話す南くん。
そうだったの……!

