総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




風邪のせいで生徒会も休んでしまったから、遅れは取り戻さないと。



「それじゃあ、そろそろ教室行こっか」



拓ちゃんの言葉に時計を見ると、もうHRが始まる20分前だった。

私はこくりと頷いて、残っていたイチゴミルクを飲んだ。

教室に着くと、もうほとんどのクラスメイトが登校していた。

その中に、3人の姿も。



「「由姫ー!!!」」



弥生くんと華生くんが飛びついて来て、両端からぎゅっと抱きしめられる。

ちょっと苦しかったけど、ふたりがかわいくて笑みが溢れる。



「みんなおはよう」



そう言うと、席に座っている海くんも「おはよ」と笑顔で返事をくれた。



「風邪大丈夫?」

「もう治った?」



心配そうにじっと見つめてくる弥生くんと華生くんに、こくりと頷く。