総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




とにかく、もう生徒会に入ることは決まってしまったし、fatalのみんなと関係がなくなる以上、加入を断る理由はない。



「もう入るって決めたの。生徒会の人たちには恩があるから、力になりたいなって思う」

「……恩?」



ぎくっと、身体の中からそんな音が鳴った気がした。



「さ、最初に、校内案内してくれて……あはは」



い、いけないいけないっ……また口を滑らせてしまうところだったっ……。

私が生徒会寮にいることは、絶対にバレちゃいけないっ……。

拓ちゃんは、考えるような仕草をした後、不満そうにしながらも文句を言う気はないみたいだった。



「何かあったら、すぐに言えよ?」

「うん!」



認めてもらえてよかった……と、安堵の息を吐く。

今日も、学校が終わったら生徒会に行く予定だ。