総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




「冬夜さん、マジかっけーな……」



ほんと、この人にだけは頭があがらない。

やよにこそっと耳打ちすると、やよも同意するように首を縦に振った。



「うん、fatalの良心」



ほぼ崩壊している上層部の中でも、唯一頼りになる存在。

というか、今nobleとまともにやりあえるのは冬夜さんくらいだと思う。

総長の春季さんはいい加減だし、夏目さんも秋人さんもちゃらんぽらん。

頑張れば、この人たちももっと強かっただろうけど……。

そんなことを思った時、部屋の扉が開いた。



「今マジギレの夏目とすれ違ったけど、なんかあった?」



秋人さんが入って来て、そのままソファに一直線。自分から聞いたくせに、それほど興味がなさそうな顔でスマホをいじり始めた。