総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




「夏目!!!」



避けようとしたけど、振り下ろされる前に冬夜さんが止めた。

夏目さんは不満そうに、舌打ちをしている。



「今のお前をサラが見たら、残念がるだろうな」



……冬夜さん?

急にサラの名前を出した冬夜さんに、夏目さんはあからさまに反応した。



「……あ"?」

「チームの後輩にまで手あげるとか、終わってるぞ。やめろって」


その言葉は何も間違っちゃいないけど、夏目さんは眉間にしわを寄せ怒り狂うように近くにあった椅子を蹴り飛ばす。



「……おい、サラさんだろーが?お前ごときがサラの名前呼んでんじゃねーよ殺すぞ!!」



あっ……。

もうひとつの椅子を掴んで、冬夜さんに投げつけようとした夏目さん。

まずい……と思ったけど、現状fatalで一番強い冬夜さんにそんな荒い攻撃が効くはずなかった。