総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




「……あ?なんだその目」



夏目さんは俺たちを睨み返し、ソファから立ち上がった。



「夏目、やめろ」



いつ手を上げてきてもおかしくない夏目さんに、冬夜さんが止めに入る。

夏目さんは冬夜さんの言葉なんて耳に入っていないかのように、俺たちのほうを睨んでいた。



「俺より弱い奴が、俺に歯向かってんじゃねーよ」



……俺たちがあんたより弱い?

本当に、どこまでも“何にも見えてない人”だと哀れにすら思う。

fatalがどれだけバカにされているか……fatalのトップ3は終わってるって、fatal内でも言われてることも知らないんだなこの人は。

夏目さんが、拳を振り上げた。

この人の拳なんて、目で追える速度だ。