総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜





風紀室になんか用事があったとか?いや、でもいつ……?



「はい……同じクラスの友達です」



とりあえず、夏目さんの質問に返事を返す。

すると、夏目さんはゴミでも見るような軽蔑の目をした。



「えー、あんなキモいのとよく連めるな。急に教室入ってきて、何事かと思ったし。fatalの幹部に好きな男でもいたんじゃね」



……は?

何言ってんの、この人……。



「もしかしたらお前ら使ってfatalに取り入ろうとしてるとかか?」



ギャハハと下品に笑う夏目さんに、怒りが湧いた。

この人に腹が立つのはいつものことだけど、普段なら流すけど……それだけは、聞き捨てならない。



「……由姫はそんなやつじゃない」



敬語を使うのも忘れて、反射的にそう言っていた。