総長さま、溺愛中につき。②〜クールな総長の甘い告白〜




スマホの画面を見ると、もう時刻は放課後だった。

そして、未読の通知が目に入る。

これ以上目を背け続けるのはダメだよね……。

メッセージも、未読のままじゃ春ちゃんも不安がるだろう。

さっきまで見る勇気が湧かなかったのに、自然と画面に触れていた。

どんな態度で春ちゃんと接していいかわからなくて、開けなかったけど……意を決して、春ちゃんからのメッセージを開く。



《サラ、もう寝た?また明日電話するね、おやすみ》

《サラ?》

《何かあった?》

《返事頂戴、心配だから》

《お願い、電話でて》

《危険なことに巻き込まれたりしてない?》

《俺何かした?》

《お願いだから返事頂戴》

《何かしたなら謝る。だから電話に出てお願い》

《サラに無視されると辛いよ。生きた心地がしない》



春ちゃん……。

文面を見て、胸がぎゅっと痛んだ。

春ちゃんの本当の姿は、いったいどっちなんだろうな。

……なんて、きっと答えはわかってるんだ。