怖くて私は目をつぶったがその後直ぐに私はそれを辞めることになる。


「せっかく誘拐したのにそんなグズグズしないで。そういうの嫌いだから


ずっとその調子だったら使えないし元いたあの家に返すわ。」


その言葉を聞いた途端私は瞬時に思った。







『絶対私はあの家に帰りたくない。』






私はこんなに意思が硬かったんだ、

正直に驚いた。


そして彼女に向かって言い返した。

「嫌だ!!私はあんな家なんかに帰りたくない。死んでも嫌だ。」


彼女から息をかみ殺したような笑い声が聞こえた。


「ねえ 、そんなこと言うんだったら目を開けなよ。見えるはずの絶景も目をそんな硬く瞑っていたら見ることが出来ないもの。」


そんな事言ったって怖い物は怖い……


「グズグズしないで !!今から5秒数えるから
リラックスして目を開けなさい。 1、」

えっ!?もうカウント始まってる!!

「2、3」

早い……

「4」

もうどうにでもなれっ

「5っ、もう目開けて。」