「あ、ちょっとまってね」


お嬢様は、そう言うとこちらを向いた。


「?」


「セツ!!ダンスを教えて!!」



お嬢様のダンス講師?



「いいですよ」



「あ、aino?いいって!!じゃぁ、頑張って練習しとくね」



電話を切ったお嬢様がこちらを向いた。




「お嬢様?」