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倒しても倒しても出てくるから、キリがない…!

バコッ
ガキッ

ガッ

『ッ!賢也!!なんでこんなことをしてるんだ!!!!』

陸人「そうだぞぉー!!」


賢也「ぅーん…たのしーから?」

『は…?』


賢也「あー、あれもたのしかったよー?樹里の弟殺したとき♡」


ッッッッ!!!!!!!



『賢也てめぇぇぇぇぇっ!!!!』

その時は、感情に任せて片っ端から殴ったり蹴ったりしていた気がする。


気づいたら、もう周りにいた奴らは倒れていて、賢也はいなくなっていた。





私は、樹庵に入ってから女を捨てた。

弱い女であるということ自体が嫌だったから。


だから、いつも倉庫では男装していた。

私が女だと知るのは幹部以上だけだった。


それに、私は自分が自分の強さを認めることができた時、男を捨て、女に戻ろうと思っていた。