夜明はびっくりしてる。


そりゃそうだよね。


だって夜炎の先代に、そんな名前の人いないんだもん。


『由比都はね、名前を伏せて欲しいって頼んだんだよ。』


夜明「…え…なんで…?」



『由比都は、敵の闇討ちにあって死んじゃったの。』


そう、あれは酷かった。