兄貴たちは視線を変えて森羅の方を見た。
森羅ズ「ビクッ」
佑太「お前、名前は?」
佑兄は幹部1に聞いた。
蠡亜「お、俺の名前は蠡亜…です。伊藤 蠡亜(イトウ リア)。」
ふむふむ。名乗ってくんないからわかんなかったよぅ。
伊藤蠡亜くんね〜。
ん??
”伊藤”?
あんれ?
「「『伊藤組?』」」
俺と兄貴たちは聞いた。
蠡亜「あ、はい…」
まじかぁ。
じゃ、じゃあこの子のお姉さん?が佑兄の許嫁なのな。
あー。
言ってなかったけど、李苑には姫がいてね、その人は佑兄の許嫁でもあるし、伊藤組の娘でもあるんだよ〜
佑太「じゃ、これから宜しくな、俺は佑太だ。」
蠡亜「えっ…宜しくって…え?あ、森羅に入ってくれるんですか!?」
「「『いや、ちげーよ。』」」
この人頭大丈夫なのか…?
誰も入るなんて単語出してないだろー!


