しかも、身体検査て。


学校じゃないんですよ…?

ていうか俺女だし!!一応言っとくけど!!




圭人「お前けっこー良い体してんねんな。…筋肉も程えぇし、顔もイケメンやし。もしかしたら幹部に昇進かもな!そしたら同僚や!よろしゅうな!」


うん、こいつうっざい。

体ペタペタ触ってくるし。

よし、ここは一つ嫌味を言ってやろう!



『俺が幹部に昇進したらあなたは下っ端に後戻りかもしれませんよ?黒笑』


圭人「…おぅ!そんときはそんときや!威勢がよくてよろしいわ!!」

そのままハッハッハッって笑いながら元の場所に戻ってったけど。


俺の殺気あんまし効かなかった?






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圭人「(あいつの殺気半端なかったわ…殺気だけで人殺せるわ、あれは。あんなんが入ってきたら、今の森羅の状況も変えてくれるかもしれへんな…)」














森羅では、樹里の予想以上の出来事が起きていた。