「…ふわぁ。」 「…もう朝。ねむい。」 「羽優ー!早く起きなさい! 遅刻するわよ!」 下からお母さんの声が聞こえる。 …ん、もう。わかってるよ。 朝は誰だって眠たいじゃない。そんな簡単に起きれないよ。 …と思いながらもあまりにもうるさい お母さんの何度かの呼び掛けに私は起きた。 「羽優!もう、遅いじゃないの!早くご飯食べなさい!」 「はーい。」 私はまだ眠たい目を擦りながら支度をしてご飯を食べた。