私達はフェンスに寄りかかった。 雪?だっけ。 その人達はじりじりとこっちに近づいてきてる。 なんか「あいつら地味」とか、「華がない」とか、めっちゃくちゃウザったいことを言ってるから、大雅が激怒の顔してるよ…! 「もう逃げられないぞ。」 いや、それがね、まだ逃げ道はあるんですよ〜。 『逃げ道ならここにあるけど?』 大雅「この人たちバカなんだよ。ほら、さっさと行こ。」 大雅の言葉にトゲがあるように見えたのは私だけ?? まぁいいや。