奇跡の様に産まれた私

リビングに虚しく残された私

何してるんだろう⁇

自分の部屋に入った

部屋はリビングと違い

私の好きな感じの部屋だった

荷物が届いてる

学校の制服に鞄、教科書

他の荷物は⁇

私の服は⁇

すぐに母に電話をした

「もしもしお母さん
私の荷物これだけ⁇服とかは⁇」

「学校の物だけ持ってきたらいいと
言われたから
後は全部準備をするからって言われたわよ」

「全部用意するって⁇」

「そうよ!用意してなかったの⁇」

「ううん 用意してあった…」

私は母に嘘をついた

「ならいいじゃない じゃあ切るわね」

「うん…」

と言って電話を切った

まさか夫になった人に

何もするな!って言われたなんて言えない

部屋を見渡すとクローゼットがあった

制服をしまおうとしたら

クローゼットの中には私の好みの服が

たくさん用意してあった

違うクローゼットを開けると

鞄、靴、アクセサリーなどが揃えてあった

それが私の好みの物ばかりだった

本当に用意してくれてたんだ…

全くわからなくなってきた宗さんが…

ベッドに座りクッションを抱いた

涙が出てくる

どうして⁇ しか出てこない

私はどうしてここにいるの⁇