にこにこして、すげぇ喜んでくれてる。
これを選んで良かった、とほっと一安心。
「おう!」
「可愛すぎて食べられない…っ!!」
「これから温かくなってくるから溶けないうちにちゃんと食べろよ?」
「だ、大事に食べるね…!!」
「あぁ」
それから花莉はチョコレートの花束をにこにこ見つめて。
「あっ!!」
何かを思い出したかのようにチョコレートの花束を持って走って部屋を出ていく。
…何を思い出したのかはわからない俺はとりあえず大人しくベッドの上に座って待ってると、数秒して花莉が走って戻ってきた。
今度はチョコレートの花束と、犬のぬいぐるみを手に持って。
「写真撮ってもいい!?」
そう聞いてくる花莉に「どーぞ」と返事をする。
それから花莉はチョコレートの花束をベッドの上に置くと、その周りに犬のぜーくんとしゆくんを並べる。
「やーくんも持ってこようか?」
やーくんは俺がもらったんだよな、と思いつつ花莉に聞いてみたら、「いいの!?」ときらきら瞳を輝かせる。



