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「ご、ご迷惑をおかけしました……」
あれから冷却シートを花莉のおでこに貼って、水分補給させて、少ししてからすぐに復活。
パジャマに着替えてから俺のところに来た彼女は、かなり反省してる様子。
「無事で良かったからいいけど…。
あぁいうのはまじで焦るから、気をつけろよ?」
「…気をつけます」
「ならよし。もう寝るか」
「…うん」
ベッドまで花莉と向かうが、超大事なことを思い出した。
スマホで現在の時刻を確認すると、現在は23時35分。日付はまだ3月14日。
まだぎりぎりホワイトデー。
寝る前にお返し渡さねぇと。
「花莉、寝るの少し待って」
そう声をかけてから自分の部屋に置いておいたプレゼントを持って、寝室へと戻る。
ベッドの上には花莉が座っていて待っていてくれて。
俺も彼女の隣に座って、花莉と目を合わせる。



