世界No.1の総長と一輪の花 ホワイトデー特別編



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あれから超高速で泡風呂を2人で作って、俺は今、風呂場にいる花莉が呼んでくれるのを待ってる。





なんでかって?
そんなの俺が知りてぇ。



なんか、勢いで一緒に入ることになってるから自分でもびっくり。



まさか、花莉をからかうために買った泡風呂の入浴剤が……
買ったその日に本当に使うことになるとは。誰が予想していただろうか。




好きな子と一緒に入る風呂




今からでも緊張がやばい。
心臓が暴れて、暴れて、暴れまくって。破裂するんじゃねぇかと思うくらいだ。











「詩優…っ、来て、いいよ」




シャワーの音が止まって、浴室のドアの向こう側にいる花莉の声が聞こえてきた。




彼女がすぐそこにいる
と思うだけでも心臓が更に加速して……。自分ではもうどうしようもない。




俺は自分の衣服を脱いで、落ち着くために深呼吸を数回。
深く息を吸って、吐いて、を繰り返してから浴室のドアに手をかけた。